今日は縁あってPioneer EXCLUSIVE C7・M7の自宅試聴を許されましたのでレポしたいと思います。
Pioneer EXCLUSIVE C7
Pioneer EXCLUSIVE M7
オーデオの足跡より
部屋の中はこんな感じになりました。
う~ん、ゴージャス(爆)
バブル絶頂期に発売された機器ですので金ピカで豪華感満点ですね。
見ようによっては仏壇のように見えないことも・・・^^;
ググってみましたがとにかく情報が少ない。
ハイハイ堂でも過去データベースにはM7は1件しかない!
「こりゃ~かなりレア物か?」と思ったら俄然興味が湧いてきました(爆)
個人的にはパワーアンプのM7に興味がありますが問題もあって「低域に使っているAccuphase P-1000とレベル調整が必要かも?」という事もありますがとにかく使ってみる事にします。
まずはこんな組み合わせで使ってみます。(括弧内は出力方法)
CDトランスポート:Esoteric P2s (AES/EBU)
DDコンバータ:Esoteric DD-10 (ST)
DAコンバータ:Wadia 2000SH (RCA)
プリアンプ:Accuphase C-280V (RCA)
パワーアンプ(ウーハー):Accuphase P-1000×2
パワーアンプ(ドライバー):Pioneer EXCLUSIVE M7
プリにC-280VJを使ったのは聞き慣れているため音の比較がしやすいように、ケーブルは使用中の物をそのまま使いました。
幸いAccuphase P-1000とレベル調整も必要ない感じなんでそのまま使います。
でははじまりはじまり~
音の広がりも申し分ないですし特に低域はボリュームが出ます。
ウーハーは変わりないのですがこの違いは圧倒的です。
石川さゆりの津軽海峡・冬景色なんか聞くと完璧で「これや~♪」と逝ってしまいました(笑)
しかし改めて聞き込んでいくうちに「ほんとにこれでエエんやろか?」と思った事も事実です。
こんなハイエンドなシステムでなにが言いたいのかと言うと「もうすこし高域の伸びが欲しい!」
出てくる音に不満は無いですが多分私、この音だとすぐに飽きる気がします。
そう、高域はもっとキンキンして欲しいんです。
先に書きましたが石川さゆりの津軽海峡・冬景色なんかほんと完璧です。
録音の古いものは特に相性が良いように思います。
しかし今風の録音の物、例えばMISIAのSuper Bestなんかだと何か足りない感じに聞こえます。
スーパーツイータとか足せば補えるかもしれませんがやってみなけりゃ解りませんし手元にはありません(泣)
藤田恵美の「こころの食卓」から「アザミ嬢のララバイ」では余韻はそれほどでもないですが何か「盛り過ぎ」のような感じがします。
「盛り過ぎ」という理由を上手く説明できないのですが「もう少しすっきりしたい!」そんな感じ。
「音のキレが欲しい!」のかもしれません。
アンプをB2301Lにすると「これだよな~」って感じなんでどうも私にはゴージャス過ぎるようです(TT)
またRCAでの接続(5m)としてますがハム音が出ますので小音量では聞けません。
こういうセッティングで聞いてる私が悪いのですけどね^^;
もしかしたらこれが原因で「盛り過ぎ」の印象があるのかもしれませんね~XLRにしてみましょう。
・・・とここでトラブル、 「EXCLUSIVEのホットは何番?」聞いたところ3番でAccuphaseと同じだそうです。
試聴開始
う~む、津軽海峡・冬景色を聞いてますがスッキリ、キレも出たようですがゴージャス感もなくなったか?^^;
ケーブルのせいかもしれませんが他にはありません(爆笑)
MISIAのSuper Bestもこれなら満足かな?低域は少し膨らみが残るような感じがしますが誤差範囲か?
藤田恵美の「こころの食卓」から「アザミ嬢のララバイ」では「盛り過ぎ」感も消えすっきりしました。
となると「RCAケーブル短くしたらゴージャスになってキレも出てバッチリ?」なんて妄想も出て来ますが・・・聞こえなかった事にしましょう^^;
次は単体で聞いてみたいと思います。
単体試聴の組み合わせはこうなってます。
CDトランスポート:Esoteric P2s (AES/EBU)
DDコンバータ:Esoteric DD-10 (ST)
DAコンバータ:Wadia 2000SH (RCA)
プリアンプ:Accuphase C-280V (XLR)
パワーアンプ:Pioneer EXCLUSIVE M7
接続はXLRにしてます。
一聴、「これ1台で十分でしょう!!」です。
先に試したXLR接続に近いかな。
このレベルならわざわざバイアンプにする必要はない程の音は出てるのではないでしょうか?
「アザミ嬢のララバイ」で感じる耳あたりの良い音の広がりがこのアンプの個性ではないかと思います。
RAC接続にすると「盛り過ぎ」感がありますのでこれはもしかしたらケーブルのせいかもしれません。
しかし、これ出力100Wですよ!!
さすがA級のハイエンドアンプは違いますね。
数値だけで音は語れない世界のようです。
C7
このプリアンプ、一応XLRも備えてますが入力の殆どはRCAですのでM7との接続はRCAで行いました。
入力はこんな感じです。
当たり前といえばそうですがC280Vで感じた「盛り過ぎ」感はなくなって素直な感じですね。
私の駄耳ではもう評価の限界を越えた域の音なのでなんと言っていいやら・・・^^;
M7特有のフワッとした音の広がりはC7でも継承されてこれはパイオニアの音なんでしょう。
やっぱりM7使うならC7は必須でしょうかね。
ちょいと値は張りますがは違うプリをあてがって悩むより「間違いない!」と思います。
総評
いや~、ハイエンドモノパワーアンプの性能たるや恐るべしですね。
JBL S9500のウーハーをモノともせず鳴らし切るM7のドライブ力、恐れ入りました。
それともうひとつ、A級アンプは初めて使いましたが触れなくなるほどのその発熱たるや凄いものですね。
夏場に使うには確かにシンドイかもしれません(笑)
おわり
コメント
うははは、また凄い物見つけてきましたね~~。
NOBオヤジ
2013/07/28 URL 編集返信こんにちは
あはは、凄いでしょう♪
おひとついかがですか?
NOBオヤジさんところにはこのキンピカが良く似合うと思いますよ~
^^
ggくん
2013/07/28 URL 編集返信ggさんもお疲れモードのようですネッ、、
まだまだあっつい夏が続きますから、無理はしないようお気をつけください^^ /
とまぁ、、、
スゴすぎてなぁ~~~んもコメントできません、、(汗、、、
gg邸、少しずつ仙人郷みたいになってきましたね、、*^^*
男のカワサキ
2013/07/28 URL 編集返信こんばんは
お気遣いありがとうございます。
たもちゃんさんも気をつけて下さいね。
ホホホ、ゴージャスでしょう(笑)
でも仙人郷にはなれません。
なぜなら借り物ですからもうありません(^^;
ggくん
2013/07/28 URL 編集返信・・・ってことは、俺が42か・・・
そんなに古いものじゃないですネ!
っていうかバリバリ(笑)
しかしその頃で総額320万とは・・・
雑誌に紹介されていたはずですが、まったく読まなかったハズです(爆)
凄いですねぇ!!!
Zジジイ
2013/07/28 URL 編集返信こんばんは
もしご覧になってたら逝ってましたか?(^^)
当時は外国の高い物がありがたがられたようで国産は数が少ないのかもしれません。
今のPioneerのハイエンドはTAD、プリC-600が315諭吉、パワーアンプM-600が500諭吉です。庶民の夢にもなりません(TT)
TADのショールームで聴けるようなのでCDたくさん持って行ってみましょう(^^)v
ggくん
2013/07/29 URL 編集返信暑いですね~
なんとか生きています(笑)
M7は、私の友人Fu-さんが使ってますよ。
4530BKバックロードホーンに組み込んだ、TADのウーファーをブリブリ鳴らしたり、中域に持ってきたりしてますね。
でも、「暑くてかなわん」とこぼしていました(笑)
ステレオマン
2013/07/30 URL 編集返信こりゃまた、エライ大物がやってきましたねぇ~!!
かつて、エクスクルーシブのC5&M5愛用者だっただけに、このコンビが出た時は欲しくて仕方がなかったです、、、が、価格が現実離れしており、入手には至りませんでした(笑)
>個人的にはパワーアンプのM7に興味があります
プリプリ大好きの小生としては、やはり、C7ですかねぇ♪当時は、サンスイのC-2302、ソニーTA-ER1、そして、このC7と、国産としては珍しい100諭吉オーバーのプリが勢揃いして、小生もウキウキでしたね(笑)☆~(^-゜)v
なめちゃん仙人
2013/07/31 URL 編集返信こんばんは
今日も暑かったですね。
お元気そうでなによりです(^^)
おぉ、Fuさんがお持ちでしたか。
ステレオマンさんも聞かれたのかな?
音も熱いですが本体は火傷しそうなくらい熱くなるので冷やさないと運べません(^^;
ggくん
2013/07/31 URL 編集返信こんばんは
>こりゃまた、エライ大物がやってきましたねぇ~!!
はい、価格も大物ですがガタイも大物です(> <)
新品価格が半端では無いのでよほどの事がないと手は出ませんよね~(笑)
仙人さまはやはりプリなんですね^^
100諭吉のプリですから心躍るものはありますよ~^^v
私の興味でM7を先にした関係でC7はオマケ程度になってしまいました。
今考えるともう少し聞けば良かったと反省しております。
次のチャンスにはぜひプリから試聴してみたいと思います。
ggくん
2013/07/31 URL 編集返信おおっ、これが試聴のお誘いをかけて頂いたアンプですね。
声をかけて頂きながら仕事で申し訳ございませんでした。
…磐田のお店の機器を自宅試聴出来るなんて凄いですね(・∀・)
ただ、私には高嶺の花な機器ですm(__)m
試聴機を読ませて頂いてもどちらかと言うと「化粧系」みたいですので今の私には合わないかな(笑)
また、よろしくお願いします。
Nally
2013/08/14 URL 編集返信こんにちは
Nallyさんには合わない事は承知しておりましたが感想をちょっと聞いてみたかったんですが都合が会わず残念です。
Nallyさんの新しいシステム、一通り揃ったらまた聞かせてくださいね~
ggくん
2013/08/15 URL 編集返信